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シャイニーストッキング
第12章 絡まるストッキング6      和哉と美冴2
 164 最後の夜(26)

 わたしは爪先が本当にクリトリスの如くに敏感に感じてしまい、子宮が激しく疼きを増してきていた。

 ズキズキズキズキ…

 すると和哉はストッキング脚の爪先をしゃぶりながらも、左手でわたしの右脚を爪先からゆっくりと撫でてきたのだ。

「ん、ふぅん、はん…」
 そんな撫でてくる手の感触にも感じてしまい、喘ぎながらも更に身悶えをしてしまう。
 
 ああぁ、堪らない…

 感じちゃうぅ…

 そんな和哉の手の愛撫がダメ押しとなった、わたしは激しく増してくる子宮の疼きに思考が支配されてしまったのだ。
 そしてわたしの子宮が更なる快感を求めて、脳裏に指令を出してきてのである。

 中が…

 中が、寂しいと…

 肉が…欲しい…と。


「ん、ふぅん、はぁん…」

 ああ、ダメ…

 わたしはその子宮の思考の命令に、快感を求める欲求に耐えきれずに、ベッドのヘッドボードに寄り掛かり、上体を起こし、両脚を開きながら和哉に爪先を預けてしゃぶらせて、そして、

 そして…

 そして、爪先をしゃぶっている和哉を見つめながら、喘ぎ、淫れながら自らの指で股間を、アソコを弄り始めていく。

 中が、膣が、膣の中の肉壁が、刺激を求めて疼きを増さしてきたのである。

 ズキズキズキズキ…

 ああ、堪らないわぁ…

「は、う、うう…」
 そして堪らずに人差し指を中に挿入れ、掻き回す。

 ああ…

「あぁぁ…」
 
 ああ、和哉が見てるぅ…

 和哉に爪先を預け、しゃぶらせ、脚を撫でられ、すっかり感極まり、堪らずに自らの指先でアソコを、いや、中に指先を挿入れて弄くり回す。
 そんなわたしの痴態を和哉はストッキング脚の爪先をしゃぶりながら、上目遣いで見つめてきていたのである。

 しゃぶられている爪先の快感…

 撫で回されているストッキングのナイロン繊維越しの脚の快感…

 自ら弄じ繰り回している膣の、子宮の快感…

 そしてそんな痴態を和哉に見られている淫らな思考の快感…

 かつて感じた事が無いほどの、淫靡で淫らな快感である。


「ん、はぁん、か、かず…やぁ…」

 あぁ、いやぁ、見ないでぇ…

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

 いや、見てぇ…

 見てよぉ…







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