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第8章 伊倉さんと暮らす日々

十分に振動数があるバイブが、大きく開いたわたしのそこに吸い寄せられる。
……伊倉さんによって。

「っん！！！」

蕾に当てられる。伊倉さんはやめない。

「んあ、やめ、んんん」

「やめないよ。上手にイけるかな？」

楽しそうに、伊倉さんは笑う。

わたしは、ままならない息をしながら、その快楽を受け入れるしかない。


「ん、あ、んんん、……あ！」


イキそうになる寸前で、バイブは離される。
むずむずと、刺激を欲しがるクリトリス。
そして、下の穴が物欲しそうに振る舞ってしまうことに、嫌気がさす。


「イキたいよね？ どうする？ どこでいきたい？」


伊倉さんは意地悪に蕾と穴を指で弄ぶ。

イかないくらいの力加減で、くちゅくちゅと蜜口を煽る。

たまらず足を閉じようとすると、

「だめ。何してんの。まだだよ」

と蜜部を開かせる。