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トパーズ
第15章 社会復帰

身体を洗いあって、
バスタブでゆったり浸かってのんびり話をする。
「おじいさんとおばあさんになっても、
こうやって一緒にお風呂に浸かってお話しとかしたいな」
「うん。
それは良いね」
「今日はこのままお家でゆっくりしても良い?
たくさん移動したら、
身体がついてこない感じなの」
「勿論だよ」
「夕食は、デリバリーのピザとかでも良い?」
「うん。そうしよう」
「明日は…お父様とお話したいな」
「日曜だから、病院休みだし。
何処で会う?」
「何処でも!
岳人さんとお父様で決めて?」
「判った。
後で連絡しとくね」
「のぼせてきちゃった…」
「じゃあ、出ようね」と、
立ち上がらせてくれる。
身体も拭いてくれて、
部屋着も着せてくれる。
一度ソファに連れていき、
ミネラルウォーターを渡して、
「浴室、軽く拭いてくるね?」と言った。
「えっ?」
「麻衣子さん、いつもそうしてたから、
真似して毎回やってたよ?」
「うわ。
ありがとう」
「湯あたりしてるといけないから、
お水飲んで、
ゆっくりしててね?」と、
腰にバスタオルを巻いたまま、戻っていった。
なかなか、戻らないなと思っていると、
暫くしてからリビングに戻った山田くんは、
「ピザ、頼んでおく?」と言った。
「それより…
ベッドで休みたいな?」と言うと、
山田くんはお姫様を抱き上げる王子様のように私をふわりと抱き上げて、
母の寝室に連れて行ってくれた。
家具の配置とシーツやベッドカバーの色が変わっていた。
私が不思議そうな顔をしたのを見て、
静かな声で山田くんは言った。
「黒田先生のこと、思い出して哀しくなるといけないから、
急いで少しだけ変えてみたよ?」
山田くんのあまりの優しさに、
泣けてしまった。
「麻衣子さん、大丈夫?」と心配そうに顔を覗き込んで、
そっと涙を拭ってくれる。
私は山田くんの首に腕を回して、
キスをしながら、
「たくさん気遣ってくれて…
ありがとう。
私、幸せよ?」と言った。
「あんまりキスすると…」と、止めようとするので、
「やだ。
止めないで?
もっとキスして?
お願い」と言って、
舌を追い掛けるようにすると、
山田くんの熱い舌が更に激しく私の口の中を弄ってきた。
バスタブでゆったり浸かってのんびり話をする。
「おじいさんとおばあさんになっても、
こうやって一緒にお風呂に浸かってお話しとかしたいな」
「うん。
それは良いね」
「今日はこのままお家でゆっくりしても良い?
たくさん移動したら、
身体がついてこない感じなの」
「勿論だよ」
「夕食は、デリバリーのピザとかでも良い?」
「うん。そうしよう」
「明日は…お父様とお話したいな」
「日曜だから、病院休みだし。
何処で会う?」
「何処でも!
岳人さんとお父様で決めて?」
「判った。
後で連絡しとくね」
「のぼせてきちゃった…」
「じゃあ、出ようね」と、
立ち上がらせてくれる。
身体も拭いてくれて、
部屋着も着せてくれる。
一度ソファに連れていき、
ミネラルウォーターを渡して、
「浴室、軽く拭いてくるね?」と言った。
「えっ?」
「麻衣子さん、いつもそうしてたから、
真似して毎回やってたよ?」
「うわ。
ありがとう」
「湯あたりしてるといけないから、
お水飲んで、
ゆっくりしててね?」と、
腰にバスタオルを巻いたまま、戻っていった。
なかなか、戻らないなと思っていると、
暫くしてからリビングに戻った山田くんは、
「ピザ、頼んでおく?」と言った。
「それより…
ベッドで休みたいな?」と言うと、
山田くんはお姫様を抱き上げる王子様のように私をふわりと抱き上げて、
母の寝室に連れて行ってくれた。
家具の配置とシーツやベッドカバーの色が変わっていた。
私が不思議そうな顔をしたのを見て、
静かな声で山田くんは言った。
「黒田先生のこと、思い出して哀しくなるといけないから、
急いで少しだけ変えてみたよ?」
山田くんのあまりの優しさに、
泣けてしまった。
「麻衣子さん、大丈夫?」と心配そうに顔を覗き込んで、
そっと涙を拭ってくれる。
私は山田くんの首に腕を回して、
キスをしながら、
「たくさん気遣ってくれて…
ありがとう。
私、幸せよ?」と言った。
「あんまりキスすると…」と、止めようとするので、
「やだ。
止めないで?
もっとキスして?
お願い」と言って、
舌を追い掛けるようにすると、
山田くんの熱い舌が更に激しく私の口の中を弄ってきた。

