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桃ノ木学園の怪談
第2章 ユズリ
(こんな事ならもっとお酒を呑んでおくんだった……)
ユズリは自分の膣の中で蠢く西の肉棒がもたらす快感に激しい自責の念を浮かべていた。
西の肩越しに見える白熱灯を覆う白いカバーに意識を集中しようと無駄な抵抗を試みつつ、肉棒がもたらす刺激に四肢の痙攣が止まらない。
(無理!……旦那のアレとはまるで違う!)
こめかみから滲み出る汗が自覚されてユズリの羞恥心を煽る。
(旦那以外の男に貫かれて身悶えるとか……)
若い肉棒が膣肉を間断なく攻め続け、その動きに合わせて擦りつけられる西の恥毛がユズリの蕾を同時に責めたてる。
膣口をくぐって来た時にもう気付いてはいたが、そもそも旦那の一物とは硬さがまるで違う。
突き入れられた時の襞を擦りあげる強さが比べ物にもならない。
擦りあげられるたびに襞から自分の愛液があふれるのを実感してしまう。
(熱い……!男の人の肉棒ってこんなに熱かったの?!)
体内を焼け火箸で掻き回されるような衝撃。
ユズリは我知らず両手を伸ばして西の若い胸板を呼んだ。
(来て!もっと来て!)
理性ではイケないと思いながら、股間からせりあがる女の本能がその理性を押しのける。
結婚して3年目のユズリ。
祝福されての結婚だったが、同じ教職の旦那は生真面目さだけが取り柄でユズリを熱くさせてはくれなかったのだ。
(無理だよこんなの……堪えられないよ……)
身体の中を掻き回されるだけで身体の表面にも快感が奔る。
教育係を任された責任もあって幹事を務め、もともとアルコールにも強くない事もあって乾杯だけにしたせいで感覚が眠っていない。
ユズリの肌をまさぐる若い西の張りのある指先と猛々しい肉棒がまだ旦那に開発され切っていない若妻の性感を掘り起こす。

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