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水沢夏希27歳、開花
第14章 約束されていた羞恥
着替えた夏希が洗面ルームを出ると黒岩が天井から下がっている拘束具の下に立っていて、夏希を手招きする。

正面の壁には大きな鏡があって、直接見るだけじゃなく鏡でも楽しめる位置に置かれたソファーに桜木と梨香が並んで座っている。

「ふたりとも興味津々みたいだよ……見せつけてふたりも興奮させちゃおうね……」

黒岩が夏希の両手を上げさせて手枷をはめ、両手吊り拘束して自由を奪ってしまう。

もう夏希はされるがままに身を任せるしかない。
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