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水沢夏希27歳、開花
第14章 約束されていた羞恥

部屋を選ぶための大型パネルを見ることもなく、桜木が窓口の従業員に声をかけて鍵を受け取る。
予約済みたいだ。
4人で部屋に向かい、鍵を開けて部屋に入った桜木が照明のスイッチを操作してから、「いいよ」と3人を呼ぶ。
わっ、何この部屋?……この部屋で何をするつもりなの? 黒岩さん……。
最初に驚きが、そのあとで不安が、夏希の胸に広がる。
夏希がイメージするラブホテルの部屋とはだいぶ違っていて赤と黒の2色でほぼ構成された独特の雰囲気、壁には大きな鏡とハリツケ台があり、吊り下げ式の拘束具とか、なんか怪しい器具とかが並んでいる。
予約済みたいだ。
4人で部屋に向かい、鍵を開けて部屋に入った桜木が照明のスイッチを操作してから、「いいよ」と3人を呼ぶ。
わっ、何この部屋?……この部屋で何をするつもりなの? 黒岩さん……。
最初に驚きが、そのあとで不安が、夏希の胸に広がる。
夏希がイメージするラブホテルの部屋とはだいぶ違っていて赤と黒の2色でほぼ構成された独特の雰囲気、壁には大きな鏡とハリツケ台があり、吊り下げ式の拘束具とか、なんか怪しい器具とかが並んでいる。

