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小夜
第7章 おちる
小夜のおまんこ。
小夜の……淫らでいやらしいおまんこ。
お兄さまの欲望の玩具、お兄さまのセックスの捌け口、お兄さまに支配される、奴隷の小夜の奴隷の証。

縦に割れた唇が、赤くふっくらと腫れていました。
傷つき、いたぶられた肉のかたちは、小夜の苦しみとは裏腹に、まるで発情しているように淫らに見えました。

(いや……こんなの見たくない……)

恥ずかしくて、悲しくて。
うなだれ、悲しむ小夜の足を、お兄さまはさらにひろげました。
そして、指で小夜のおまんこを奥まで見えるように押し開きました。

「見るんだ、小夜! 目を逸らすな! 」
「小夜の本当の姿を目に焼きつけろ! 」

お兄さまの指は同時に、小夜のクリトリスを押しました。
容赦ない力でぐりぐりと押しつぶされて、痛みに小夜は叫びました。

涙で滲む目で鏡の中に視線を戻すと、小夜のおまんこがむき出しになっていました。
赤く腫れた肉のはざまに、ピンク色に濡れた柔らかな……小夜のいのち。
お兄さまの指のいたぶりを受けたためか、小さいながらも口を開いて、奥への肉道をあらわにひろげていました。

そして、それは確かに、メスの性器……
男と、雄と、ペニスと交わるために造られた、いやらしくて恥ずかしいモノに見えました……。
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