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小夜
第7章 おちる
泡にまみれたお兄さまの手が、小夜の全身を洗っていきました。
小夜の肌をすべる感触が心地よいのか、お兄さまは小夜をまさぐりながら、とても楽しそうでした。

小夜は本当に人形のように、なすがままになっていました。
何をされてもうつろな心で、お兄さまの手が動くのだけを感じていました。

小夜の首と両腕、指先まで、お兄さまはたっぷりと泡まみれにしました。
それからお兄さまは小夜の乳房を念入りに洗いました。
力を込めて肌を撫であげ、形を確かめるように押し上げました。
そして乳首を指でつまむと、繰り返しぎゅっと押しつぶしました。

洗う動きはしているけれど、それは、確かに愛憮でした。

お兄さまの手はそのまま下り、小夜のおなかや足を洗いました。
太腿を抱えて内股を、撫であげるように洗いました。

そうして小夜の全身を泡まみれにすると、お兄さまは小夜の両足を大きくひろげました。

「ここも綺麗にしなくてはね。また小夜と愛しあうんだから」
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