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小夜
第6章 あめにぬれて(承前)

雨が 雨が降っていました
雨音が 檻のように
小夜とお兄さまが体を重ねるこの部屋を 覆っていました
何を言われたのか
何を聞いたのか
小夜は はじめはわからなくて
でも とてもおぞましいことがあらわにされる
おそろしさに
身動きひとつできない
お兄さまは小夜の乳房をつかみながら言いました
「小夜……俺の父親には妹がいたんだ。年のはなれた、世間には出せない生まれの、この家にとっては鬼子としか言えない妹がね」
「その妹はこの家の片隅で、ひっそりと育てられた……一族の穢れを外に出すわけにはいかなかったからさ」
「そして美しく育った妹は、実の兄……俺の父親を誘惑した」
「小夜が俺を誘惑したように……!」
お兄さまのペニスが 小夜のおまんこの中で
えぐるように回りました
雨音が 檻のように
小夜とお兄さまが体を重ねるこの部屋を 覆っていました
何を言われたのか
何を聞いたのか
小夜は はじめはわからなくて
でも とてもおぞましいことがあらわにされる
おそろしさに
身動きひとつできない
お兄さまは小夜の乳房をつかみながら言いました
「小夜……俺の父親には妹がいたんだ。年のはなれた、世間には出せない生まれの、この家にとっては鬼子としか言えない妹がね」
「その妹はこの家の片隅で、ひっそりと育てられた……一族の穢れを外に出すわけにはいかなかったからさ」
「そして美しく育った妹は、実の兄……俺の父親を誘惑した」
「小夜が俺を誘惑したように……!」
お兄さまのペニスが 小夜のおまんこの中で
えぐるように回りました

