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小夜
第3章 おののく
小夜のみじめな、奴隷の媚び……哀願……を見て、お兄さまは笑いました。
開いた口から舌が覗いて、誘われるように、小夜はお兄さまにキスしました。

唇を深く重ねながら、応えてくれない舌を追って、小夜は必死に口づけました。
ようやくお兄さまの舌を捉えて、絡ませると、あふれた唾がこぼれ落ちました。

閉ざされた寝室に、小夜とお兄さまの舌が交わる音が、大きく聞こえていました。


……小夜のキスのご奉仕が終わり、息を荒らげている小夜に、お兄さまは言いました。

「小夜の唇は誰のものだい?」
「それは……お兄さまのものです」

「小夜の唇は何のためにあるのかな?」
「お兄さまを……悦ばせるためにです」

「それなら、次は何をすればいいのか判るね?」


小夜のおまんこの下で、お兄さまのペニスが、狂おしいほどに高まっていました。
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