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第1章 生け贄企業

３

時は、８時55分頃のことであった。

ところ変わって、有津川(あろづがわ)に面した公園にて…

「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!イヤアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

帰宅途中の女子高生が、黒の覆面をかぶっていて黒の革ジャン姿の男に追われていた。

覆面の男は、不気味な声を上げながら女子高生を追いかけていた。

「おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち…おちちがほしいよぅ…」
「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

覆面の男は、女子高生をつかまえたあと近くのしげみへ無理やり連れて行った。

公園内にあるしげみにて…

「おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち…」
「イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ…イヤアアアアアアアアアア!!」

覆面の男は、女子高生をその場へ倒したあと身体を押さえつけた。

そして…

(バシッ、バシッ、バシッ、バシッ、バシッ、バシッ、バシッ、バシッ…)

「いたい、いたい、いたい、いたい、いたい、いたい、いたい…」

覆面の男は、女子高生の顔を平手打ちで激しい力を込めて叩きまくった。

「おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち…」
「イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ…」

覆面の男は、女子高生が着ているネイビーのエンブレムがついているジャケットを脱がした。

「おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち…」
「イヤ…やめて…カレがいるからやめて…カレがいるからやめてー」