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彼の世界は官能で出来ている。
第14章 娘VS孫

「で――――…なんだか…美央さんに
仕組まれた…すれ違い?だった見たいで…仲直りしたみたいだが――――…」



――――お…ほ、本題に入ってきた!






「お前たち――――…結婚…するのか?」






「…あ~…あ~~~~~~~~…どうしたら…いいかな?」



お父さんの“結婚するのか?”になんて返事をしたらいいか分からず…私は頭をひねる。



「///ど、どうって……彼が…好きなのか?一緒にいたいのか?」



お父さんの“好きなのか?一緒にいたいのか?”の質問にはすぐに答えがでた――――。



「うん――――…好き…一緒にいたい」




すると、お父さんは大きくため息をつくと――――…



「なら…遠くないのかもな…」




そう言うと、柔らかく笑って立ち上がり居間に向かう。


「お父さん…?」



「官能小説家…志望ってのは……いささか心配だが“末広 八”なら――――…テンション上がるな!」



「――――やっぱり…そっちかぁ…“ビショップ”の原作ファンって言った時に…怪しいとは思った!」




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