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お嬢様は幽霊執事にお困りのようです
第1章 1
「――お嬢様」

 彼の声が耳に焼き付く。脳裏にへばりつく。

 もう既に踊らされているのが分かる。これは私が可笑しいのだろうか。

「やめ――」

 困惑と快楽に瞳が潤む。そして彼と瞳を合わせれば、彼は優しげで、そしてどこか悲しそうな笑みを浮かべていた。

「きっと貴女は――何も覚えていないのでしょうね」

 ――どういうこと? 何が言いたいの?

「でも確かに――。
 私は貴女を覚えている。そして、貴女の身体も――私の事を忘れる事などなく」

 ――何? 何言ってるの? 私達、初対面じゃないの?

「ぁあ!! ッ!! やぁ!!」

 言葉を交わしたのはそれだけ。

 後は混乱の中、彼の言う通り快楽に溺れただけだった。
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