この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
お嬢様は幽霊執事にお困りのようです
第1章 1
 よくあるやつだ、これ......。そりゃあそうだよね、幽霊なんて人に見えないんだから、見える人見つけただけで運命感じるだろうね。

 だからってこれはない。

 その人は執事独特の忠誠のポーズと共に、私の手を取り口付けをしてきたんだ。

 絶対にしないであろう唇の感触が確かに掌越しに伝わり私は硬直する。
ついでに怖さもあるのに顔が赤くなった。絶対この人が綺麗すぎるせいだ! ていうか――なんでキスできんのよ!  なんで私に触れるのよ!!

「あの、ちょっと待って......」
「はい、待ちます」

 意外に素直だな......。

「私たち......初対面だよね」
「そうなのでしょうか? ですが、だとしても――。
 出逢うことが運命だったのです」

 あー......駄目な人だこの人、話が通じない。早く美鈴ちゃん来てくれないかな。
/32ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ