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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第4章 発覚
「あれは朕が十二くらいの頃だったか。お前はまだ六つだったな。朕は難しげな漢籍がやっと読めるようになり、父上に喜び勇んで報告しにいった。けれど、父上はお前の母親のところにいたのだ。牡丹が咲く庭園で、父上がそなたを抱き上げ、そなたの母親が父上に寄り添っていた。誰が見ても笑顔になるくらい、幸せそうな家族の姿だったよ。だが、父上が朕や母上にそんな優しい笑顔を向けてくれたことは一度もなかった! 朕は惨めな気持ちで足音を立てないように走り去るのが精一杯だった」
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