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とし子の悲劇
第4章 とし子の悲劇・第4部
「あんた、一体何をしに来たわけなのよ!?用がないのなら帰ってよ!!」
「こっちは手ぶらで帰ることが出来ないのだよ!!おい芹華!!オドレはいつからセクハラ議員の男のメカケになったのだ!?何とか言えよ!!」
「イヤ!!やめてお願いだから…助けて…助けて…」
「なーにが助けてだ…あのな!!こっちはな!!手ぶらで帰るわけには行かないのだよ!!あのな!!オドレの好きなセクハラ議員の男はな、3度の県議会選挙の時に、うちの親分から供託金がほしいからと言って2000万円を借り入れていたのだよ!!いつになったら親分から借り入れた2000万円を返してくれるのだよ!?」
「何のことか…アタシは知らないわよ…助けて…」
「あんたさ…オドレはクソッタレ上級国民の男をかくまう気だな!!あんたは知らないと言ってもだ…鈴原のクソッタレジジイがうちの親分と親密な関係があると言うことを知らないようだな!!」

桂一郎さんは、芹華さんにクソッタレのじいやんがヤクザの組長と親密な関係にあると言うことを明かしました。

芹華さんは、ただひたすら許してくださいと泣きながら桂一郎さんに言っていたのでありましたが、桂一郎さんは芹華さんにカネを返せと凄んでいました。
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