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えっちなおもちゃ
第10章 浮気の代償

「まあ、関係ないよね……凛々子さんは我妻さんの彼女なんだし、セックスしてるところを人に見せてお金もらってるような卑しい女に話す必要なんてないものね」
あっけらかんと話す姫宮に凛々子は胸を締め付けられる。
「そ、そんなことありませんっ!!」
「そう? 私は蔑まれても仕方のない人間よ?」
「そんなことないです。むしろ卑しい人間は………………私です……」
絞り出すような声で凛々子は答えた。
「あなたが?」
「私、浮気しました……寂しくて、それだけの理由で……我妻さんを裏切りました……」
なぜそんなことを恋敵に白状してしまったのか、口に出したあとで凛々子は悔やんだ。
しかし姫宮も非難するわけでなく、悲しそうな目をして凛々子を黙って見詰めていた。
「だから……私は我妻さんに愛される資格なんてないんです……」
一度口をついた弱音は止めることが出来なかった。
涙と共に後悔の言葉が溢れてきた。
あっけらかんと話す姫宮に凛々子は胸を締め付けられる。
「そ、そんなことありませんっ!!」
「そう? 私は蔑まれても仕方のない人間よ?」
「そんなことないです。むしろ卑しい人間は………………私です……」
絞り出すような声で凛々子は答えた。
「あなたが?」
「私、浮気しました……寂しくて、それだけの理由で……我妻さんを裏切りました……」
なぜそんなことを恋敵に白状してしまったのか、口に出したあとで凛々子は悔やんだ。
しかし姫宮も非難するわけでなく、悲しそうな目をして凛々子を黙って見詰めていた。
「だから……私は我妻さんに愛される資格なんてないんです……」
一度口をついた弱音は止めることが出来なかった。
涙と共に後悔の言葉が溢れてきた。

