この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蜜な時間はあなたと共に
第4章 欲情

唾液を拭ってあげて、あやすように頭を撫でる。
すると、珍しくピッタリとくっ付いてきた。
「どうしたん?」
「…何となく」
「そんな可愛い事されたら、余計勃っちゃうんやけど?」
「ちょっと雰囲気壊さないでよ…」
少し睨まれるが、甘えるように寄り掛かられて我慢なんて出来るはずもなく、茜さんの手を引いて浴室に連れて行った。
上着を脱がそうと肩に手を掛けると、上着の裾を掴んで抵抗された。
「ちょっとまだ…あの…」
「早く脱いで」
モジモジしている彼女に早口に伝え、自分の服を脱ぎ捨てる。
俺のモノはどんどん質量が増して、バスタオルを巻いても膨らんでいるのが分かる。
「全部脱ぐまで待ってるから」
「……」
観念したようにスーツを脱いで、俺を一瞥してから下着も外した。
目の前には、ずっと触れたかった柔らかくて白い茜さんの肌が…
これは妄想じゃない、現実だ…
「恥ずかしいから見ないで…」
「久しぶりやから見るよ…」

