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蜜な時間はあなたと共に
第3章 復活ライブ

ちゃんとお客さんの前で歌えて良かった…
リハーサルと本番だと、ステージもお客さんの規模も全く違うから、練習通りの実力が出せるのか不安やったけど、思ってた以上の力が出せたな…
「うええ…ハルさーん…」
「うおっ!?久保ちゃんどないしたん?」
マネージャーがボロボロ涙を零しながらスポーツドリンクを差し出してくれた。
「泣き過ぎやって。メイク落ちてるで…」
「だってー…」
涼「はい、タオル使って。未使用やから綺麗やで」
「ありがとうございます、涼さん…」
メイクの事も考えずに、ゴシゴシ涙を拭うので若干パンダ目になっとる…
義「今秦野さん居てたら、泣いてるの怒られるやろうな…」
「ううー、仕事にならなくてすみません…でも、Blue Eyesが復帰してくれて嬉しいんです…」
「久保ちゃんも待っててくれてありがとうな、久保ちゃんがファンの大切さを再認識させてくれたから、今日のライブ出来たんや」

