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あなたからは逃げられない
第20章 会社での変化



それから数時間ずっと飲んでいたふたり。私はその間にお風呂に入ってスキンケアを行っていた。

日付も変わって少ししてから橘さんは帰ると言って準備を始めた。私はお土産に作って冷凍していた肉まんを手渡しした。


『こんなのもらっていいの?ありがとう!』

橘さんは上機嫌でマンションから出て行き下でタクシーに乗り込むのをバルコニーから確認し片付けをしていた。その間に龍輝さんはお風呂に向かっていて使ったワイングラスなどを洗い寝る準備を始めた。


すぐに出てきた龍輝さんは少し眠そうで寝るぞ。と私を連れて寝室へと向かっていく。


「ふぁあー。眠っ。」

「お疲れ様です。」

「うん。葉月仕事どうする?」

「もう、あの二人はいないし行くよ。」

「なら週明けからでいい?」

「うん、ありがとう。」


龍輝さんは眠いと言っていたのにお仕置きしないと。と私は龍輝さんにこれでもかってくらい甘いお仕置をされました。
何度イッても許してもらえず失神直前まで甘く愛されました。



そして、週明けに龍輝さんと一緒に出社。エントランスですれ違う人でビックリする人なんて誰一人いないように見えた。
この前までヒソヒソ話していたりするのが聞こえていたのに…




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