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永遠の愛を奪って
第19章 溺愛とさよならの決心

「えっ……。えっとー、高校時代の友達かな。会社の同期とは社内で顔を合わせるし、久しぶりに会うんだったら他の友達を選ぼうかなって……」
私の体に少し触れた後に祐は起き上がってさっさとスウェットを脱ぎ、裸になって布団に入ってくる。
枕元にはコンドームの箱が準備されているから今日もやる気満々のようだった。
もっと肌の感触を感じたくて私は横になりながら祐の胸元に手を当てて優しくスリスリと擦る。
「高校時代の友達祐って社交的だから友達が多そう。私なんて教室の隅にいた方だったから片手で数えられるくらいしかいなかったよ」
「そうなんだ。オレは結構いたな。同じクラスとか部活にいいヤツが多かったからなー。LOINEのグループ会話も今でも賑やかだから」
充実している学校生活を送っていたことが祐の性格から目に見える。
「女友達も……?」
「うん。友達と言えるやつは結構いた」
「今日も一緒にいたの……?」

