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永遠の愛を奪って
第2章 処女卒業前の夜

「それがねー、デートなの」
「彼氏とですか?」
「そうそう。一次会は仕方なく行くとして、二次会で他の店に移動する時に抜け出すからよろしく~」
「いいなぁ……。そういう理由が作れるような彼氏がいて」
思わず頬杖をついてしまうけど、注文した料理が運ばれてきたからすぐにやめた。
「小春は彼氏がいないんだっけ?」
「いませんよ。前の彼氏とも結構前に別れましたし」
「じゃあ、好きな人はいるの?」
「んー……。それもいません」
「一瞬考えたってことは気になってる人がいるんだ?」

