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永遠の愛を奪って
第7章 はじめてのお泊まり



甘えるように青木くんに近づいたら、腕枕をして側に行くことを受け入れてくれた。


腕の上に頭を置くと、まるで大切にしてくれているように腰まで抱き寄せられて温かい気持ちになる。



「……嫌いになるかよ。本当は小春じゃなくてオレが悪いんだから……」


「なんで……?」


そう言うと青木くんは眉にシワを寄せて私をじっと見たまましばらく黙っていた。


ここで急かしてはいけなさそうだから、重たそうな口を開いてくれるまで焦らずに待つ。


でも青木くんの複雑な表情には何か言いたそうで、言えないようなことが隠されている気がした。



「もうそんな顔すんな」


「ん……」


よしよしと頭を撫でられて、自分まで困ったような顔をしてしまっていたことに気づく。


「勝手に機嫌を悪くして小春を避けたのはオレだし……」


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