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スパイス
第3章 これは恋

アイスコーヒーをグラスに注いでさっさと退散。
部屋に戻ると夏帆ちゃんからの返信が来ていた。
☆
明日は大丈夫ですよ!
明日はどうしましょうか?
今度は聡君の行きたい所に行きましょう!
楽しみです♡♡
☆
今度は♡が2つですか。
ただ単に連続でつけてみちゃった的な?
それとも、聡君好き好きって意味を含めたものと解釈していいんですかね?
俺の行きたい場所か…。
この天然ちゃんをじっくり知りたい。
うーん
ならばドライブか。
少し遠出して、車内でいろんな話を繰り広げる。
また不思議面白な事言われて、吹き出しても車内ならアリか。
ハンドル操作を誤らないように気をつけねば。
そして、ちゃんと言わなきゃ……
俺ってやっぱ天才?
瞬時に天然夏帆ちゃんの対応が出来ちゃうなんて。
☆
明日は夏帆ちゃんの家の近くまで迎えに行きます。
少し遠出してドライブしませんか?
新緑の季節の景色を眺めながら、海へ行きましょう♡♡♡
☆
どうだ、今度は♡3つだぞ。
どんだけあなたの反応を楽しみにしてるか分かりますか?
俺は負けないよ、天然ちゃん。
恋のミッシュランマークを叩きつけ、君に挑戦を挑む!
なんてね。
気づいてよ。
そんだけ俺が君に♡なんだって事。

