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第7章 ご主人様と婚約者

『ももが悪いんだよ。僕はさ、ももと
幸せな結婚生活を夢見ていたのに、
風俗で働いてしかも、特殊な店でさ、
だから、健介に頼んだんだ。健介は
そういう趣味なの聞いていたから』


『最初から……？』

『そうだよ。でもね、途中で
こんなことしたらいけないって
ももが思ったら予定どうりに
妻として迎え入れようと思っていたんだ。
だけど、ももはどんどん欲望に
まみれていったね。こんな変態なんてね』


『英二さん、ごめんなさい。
結婚は辞めてください』

『辞めないよ。奴隷妻として
迎え入れる事に決めたんだ』

『そんなこと……』

『これ、見てて』


私の家……ご主人様が設置した
カメラ。


『ももは一人でいても、ちゃんと
四つん這いで生活していたんだね。
頭おかしいよね』