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もっと夢を見ていたい
第27章 XI
粘膜の絡み合う音
荒い息遣い
噛み付かれ撫でられ
手の届きそうなとこまで来ているのに
アルコールのせいなのか
彼の怠慢な動きのせいなのか
イかせてもらえない。
『レン…も…イキたい…』
彼にすがりつく。
そうすればニヤリと笑って
"淫乱"と耳に囁きかけながら
スピードを上げてもらえる。
…なのに…
彼はこう言った。
『イかせて欲しい?』
コクコクと頷く私。早く!
『なら隠し事ちゃんと教えて?』
優しく私を見つめる。
隠し事…?何も無い…
困惑する私に教えてくれた
『初回荒らしで誰にでも股を開く』
えぇ?今それ?てか見てたのね。
それでもしらばっくれる。
『……何…それ』
『ユーキの趣味カノが
お前と繋がってるらしいやん』

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