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ROCKな彼女
第4章 Colors
『そやな!そうしぃ!
シュージの部屋
客室そのまま使うたらええから
いらん家具捨てたらええよ』
彼女が案内してくれた客室は
これまた僕の部屋よりちゃんとしてて。
僕は身一つでここに来られるな…
と苦笑いした。
ナツさんはお風呂入ってくると
言って浴室に消えていった。
まさか僕が居候するなんて…
ペットとしてこの家に居たとして
何をすれば良い??
いけない妄想が膨らむ。
そんな事をぼんやり考えていると
『上がったで〜シュージも入ってき』
白い肌をほんのりピンクに染めた
タンクトップにホットパンツで
まだ濡れたままの髪をタオルで拭きながら
彼女が声をかけてきた。
僕は目を逸らしながら浴室に入る。
何の警戒心も持たれてないやん
ちょっとだけ傷ついた。

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