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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第12章 夫の前で、堕ちる


 「ミキ、バスローブ……自分で脱いで」

 耳元に落とされた小さな囁きが、ミキの胸をざわつかせた。羞恥を誘う命令――でもそれは、意外にも高揚を伴って心の奥に響いた。

 「……はい」

 か細く、それでもどこか悦びを含んだ声で答え、ミキはゆっくりと手を動かす。バスローブの前を解き、震える指先で肩から滑らせる。布地が肌を離れるたび、心まで剥き出しになる気がした。

 とすん。
 衣擦れの音とともに、白いローブが床に落ちる。
下着姿のミキが、二人の男の視線を一身に浴びて立ち尽くす。
胸が高鳴り、全身が熱くなる。

 「やらしい姿だね……でも、とても綺麗だよ」

 高木の大きな手が、ミキの髪を撫で、そのまま顔、首筋、肩、そして二の腕を滑っていく。指先が優しく肌をなぞるたび、息が漏れそうになる。

 「二人に見られて……恥ずかしい?」

 「……恥ずかしい、です。すごく」

 かすれるような声。それだけなのに、いやらしくて、艶めかしい。ミキは耐え切れず目を閉じ、首をすくめた。

 「どうして気が変わったの? タツヤ君に見られるの、嫌だったんだろ?」

 問いかけられた瞬間、ミキはそっと目を開け、横目でタツヤを盗み見る。頬が赤く染まり、唇がわずかに震えた。

 「だ、だって……」


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