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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第11章 寝取らせ・再び

時は淀みなく進む。
夕食を終え、しばらくしてから二人はロビーへと向かった。
週末で賑わうロビー、その一角にスーツ姿で座る高木の姿を見つける。
「やあ、奥さん」
開口一番、ミキに向けられた穏やかな声。
まるで今日という日が来るのをわかっていたかのような、余裕の佇まいだった。
その爽やかな笑顔に、ミキの胸がドキリと跳ねる。
その裏には、快楽のままに自分を淫らに貪ったもう一人の高木がいる――
そう思うだけで、ミキの身体はじんわりと熱を帯びていく。
ありふれた挨拶を交わし、三人は部屋へと戻った。
ドアを閉めた途端、ミキの中で緊張が急激に膨らむ。
これから何をするのか、知っている。
高木と、最後まで――
知っているからこその緊張、背徳感。
それを紛らわすように、ミキは口を開いた。
「あ、あの……高木さん、コーヒーでも……」
「ああ、もらおうかな。実は仕事帰りで急いできたんだ、喉が渇いててね」
そう言って、ネクタイを緩めながらソファに腰を下ろす。
その落ち着いた仕草が、タツヤよりもずっと大人びて見え、ミキには新鮮に映る。
そんな二人の空気を、タツヤがあっさりと壊した。
「高木さん、今日は最後まで大丈夫ですから。よろしく頼みます」

