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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第11章 寝取らせ・再び

約一週間が過ぎた。
「なあミキ、今度の週末なんだけど」
夕食後、まったりとした時間。タツヤが、どこかモジモジしながら口を開いた。
その態度だけで、ミキはすぐに察する。
「高木さん、来週には街を離れるらしくて……で、土曜日……いいかな」
ミキの顔が赤くなる。
胸の奥に湧き上がるドキドキを隠すように微笑みかけた。
「タツヤがいいなら、私は……うん」
言葉にしてから、顔がかぁっと熱くなる。
タツヤの顔も、ぱっと明るくなった。
「ホント?じゃあ、さっそくホテル予約しとくよ!なあ、今度は……俺が見ててもいいかな?」
「だめ。条件は同じ……」
恥ずかしさを必死に押し隠しながらも、断る。
見られるのだけはイヤ―――
タツヤは肩を落とし、しょんぼりとミキをのぞき込む。
「でも、何をしたかは……また教えてくれるんだろ?」
「う、うん……」
うつむきながら、答える。
生理前特有の、身体が疼く感覚。
あの日のことを思い出すだけで、下腹部がじわりと熱を持つ。
タツヤは小躍りしながら部屋の予約に向かった。
ミキはその背中を見つめながら、心の中で呟く。
(……ここは、襲うとこでしょ)
セックスのタイミング、波長――どこか、タツヤとは少しズレている。
それが不満というわけじゃない。だけど――
高木だったら。
あのときみたいに、欲しいときに、欲しいだけ、乱暴に、求めてくれるだろうか。
疼く身体が、高木の感触を思い出してしまう。
湿ったショーツを自覚しながら、ミキはそっと太ももを擦り合わせた。

