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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第4章 絶対条件

いつもより熱め、そしていつもより長めのシャワーを終え、ミキはこの日のためにタツヤが用意した下着に着替えた。
薄いピンクのブラと煽情的なTバック。
初めて会う男の前でこんなやらしい下着……ホント、意味がわからない―――
洗面台の鏡に、やらしい自分の姿が写る。
会ったばかりの男に今からこの姿を晒すのだ。
そう思うと、強烈な羞恥にミキの顔がほんのりと朱に染まる。
バスローブを羽織り部屋に戻ると、照明は消え、白熱球のスタンドだけが微かにミキを照らした。
タツヤにこんな気づかいができるとは思えない。
たぶん、高木がそうしたのだろうとミキは思った。
なんか遊び慣れた感じはあるけど、悪い人ではなさそう――
安堵の中、ほんの少しだけ緊張がやわらぐ。
入れ替わるように高木がバスルームへ向かい、ミキはベッドの端に腰を降ろした。
あとは行為の始まりを待つだけ、そして、行為の終わりを待つだけ。
ドキドキが止まらない―――わたし、怖い………
「ねえタツヤ、条件……覚えてる?」
うつむいたまま、ミキの唇が震える。
「うん……高木さんが出てきたら、俺はちゃんとロビーに行くから」
「それもだけど――ほら、この後も……何があっても私を嫌いにならないって」
「ああ、それは間違いない。約束するよ……だから、本気で彼に抱かれてくれ」
約束よ、絶対―――ミキの言葉に頷いた後、タツヤは落ち着きなくウロウロし始めた。
そして時は冒頭に戻る――――――·

