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身代わりの夜
第18章 暴走窓ぎわプレイ
「ううっ、やめなさい……だめよ……
 それ以上は許しませんよ……あううっ」

 亜沙子は火照った頬をガラスにつけ、上半身をがくがくと悶えさせた。
 潰れた乳肉が、むにゅっと脇にはみ出す。

 窓に裸身が映って、まるで女同士で乳房をこすり合わせているようだった。

 指先は秘裂の奥にぬめる粘膜を探り当てる。
 蕩けそうな肉の柔らかさ以上に、指に連動してくねる双臀の敏感な反応がたまらなかった。

「はあっ、はああっ……ひ、ひどい……ひどいわ……」

 女は首を振りつづけた。

 しかし、わずかな指の動きにも過敏な反応が返ってくる。
 全身が性感の塊りになっているようだった。
 半開きの唇が、はあはあと熱い吐息を洩らして、初夏だというのに窓ガラスを白く曇らせた。

 窓にふたりの姿が重なる。

 全裸の亜沙子と比べ、啓太はワイシャツにスーツのズボン。
 それが女の丸裸感をよけい際立たせた。

(なんていやらしい……
 ああ、亜沙子さん……誰にもわたしたくない)

 亜沙子への肉情と恋情で胸が張り裂けんばかり。
 体内に渦巻く激感に、どうにかなってしまいそうだ。

「どんどん粘っこい汁があふれて……
 か、感じてるじゃないですかっ」

 染み出した蜜液で指がぬっちょりと濡れてきた。
 牝肉の熱気がはっきりと伝わる。

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