この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛DoLL☆美しき野獣
第36章 二人きりの、夜

潤は、真琴が握りしめている枕を取り去って、後ろから抱き締めた。
「お待たせ…」
ドクン、心臓が波打つ。
(お待たせ…とか、照れちゃうよ!!!)
潤は、真琴の首に顔を埋める。
チクンと、鈍い痛みがする。
「…あっ…!?」
「キスマ―クついたな?」
「やだ、どうしよう、エドさんに気付かれちゃうよ?」
「気付かれても、平気だろ?」
「へっ?」
「今夜の事は、あいつなりに、俺たちに結ばれて欲しいって気持ちが、少なからずあるだろうから…!」
「…本当に?」
「ああ、お前が心配することは、何もない。」
「潤さんがそう言うなら、信じるよ…」
.

