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愛DoLL☆美しき野獣
第5章 五章

「潤に対してもう暴力は振るわない。その代わり潤が来るまでオレのそばを離れないで欲しい。」
「いや、いや、いや!!」
「大丈夫、あいつは来るよ、そしたら、また3人で一緒に暮らせばいいじゃん。」
「だめ!!あたしは、あなたを受け入れない!!!」
「じゃあ、とりあえず、¨身体だけは¨受け入れるようにしてあげようか?」
「どういうこと?」
「キスの仕方、教えたの、まだ途中なんだ。」
「いやだ。あたしはあなたとキスなんかしない!!」
「そおっか。別にいいよ、誰がどうなろうとね。」
「なっ?」
「これは潤も知らないことなんだけど。実はねLOVE CONPANYの総締めの融資先はうちなんだ。そして近々新たな¨DOLL¨が彼の元へ届くと思うよ?」
「・・!?」
「彼のための最終段階の¨DOLL¨だ。さぞかし¨彼女¨は彼の目に、魅力的に移るだろうね?」
「…あなた、もしかして最初から知ってたの!?」
「・・・さあ。」
エドワードは薄く笑う。
こんなときの彼はすごくヤバイ気がした。
「それに勝てるかどうかは、潤次第だ。」
「あなたは、なんて、酷いことするんだ?きっと死んだから、地獄に落ちるよ!!!」
「ふっ(笑)何とでも言えばいいさ。で、どうするの?君はまた舌を噛むの?」
エドワードはクスクス笑う。
まるで真琴をいじめて楽しんでいるかのようだ。
「舌を噛めないようにして、拘束する方法もあるけど、出来れば君に、そんな真似はさせたくないんだよね?」
真琴は背筋が一気に凍りついた。
とうとう彼のサディストの本性が現れたと・・・・。
(…あたしは、どう考えても、この人からは、逃げられないかもしれない。)
彼女はもう覚悟を決めるしかなかった。
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