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愛DoLL☆美しき野獣
第5章 五章

「そんなこと言われても、信じられない。女の子が苦手なあなたがなんであたしなんか・・。」
「君は特別だよ?」
「………。」
真琴は、何も言えなくなってしまう。
(彼の特別になったのは、いつから?これと言って、あたしは、彼に特別なことをした覚えがない…。)
「それより問題は、潤の気持ちだ。潤の君への想いは、何だと思う?」
「…もしかして、あたしが¨DOLL¨になったのは、自分のせいだとか思ってる??だから今まで庇ってくれたの?」
「そう、ビンゴ。だからオレは、潤にその気持ちが確実なものになったら、ここへ来いとも言った。家の問題も含めてね。君が静のときの二の舞になったら、オレは潤を殺すかもしれない。」
エドワードの物騒な発言に、ため息が出る。
「…そんなにあたしのこと、好きなの?」
「何度も言わせないで、照れるから。」
口を押さえて、耳まで真っ赤にしているエドワード。
かなり本気のようだった。
「君を守るつもりで、逆に怖がらせちゃったね?悪かったよ。。」
「いえ。」
真琴はエドワードのことをマジマジと見つめた。
(…酷いことをするのに、ウブとか何なの?…)
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