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空洞
第1章 相田 花奏(あいた かなで)
そんな事を言わないで欲しい。樹の目の前なのに…
ますます私の身体中が熱くなる。
「もっと鳴かせてあげるから」
男の唇がゆっくりお臍を伝って、下半身に降りて行く。
身体をくねらせ、足を閉じて無駄に抵抗をするけど、
男は脚の間に身体を割って入ってきた。
男が頼りない下半身の布を引っ張って、隙間から手を滑らせてきた。
男の手の中で、ピチャリ…ピチャリと下半身が音を立てる。
静かな部屋に響く卑猥な音に、顔を覆いたくなるような恥ずかしさを感じる。
遠くから、樹が唾をゴクリと飲む音が聞こえた。
見られてる…
失いかけた理性が戻りかけたけど、次の瞬間また遠のいて行った。
ますます私の身体中が熱くなる。
「もっと鳴かせてあげるから」
男の唇がゆっくりお臍を伝って、下半身に降りて行く。
身体をくねらせ、足を閉じて無駄に抵抗をするけど、
男は脚の間に身体を割って入ってきた。
男が頼りない下半身の布を引っ張って、隙間から手を滑らせてきた。
男の手の中で、ピチャリ…ピチャリと下半身が音を立てる。
静かな部屋に響く卑猥な音に、顔を覆いたくなるような恥ずかしさを感じる。
遠くから、樹が唾をゴクリと飲む音が聞こえた。
見られてる…
失いかけた理性が戻りかけたけど、次の瞬間また遠のいて行った。

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