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空洞
第1章 相田 花奏(あいた かなで)

2.秘密
約束の土曜日が来た。
ホテルで、シャワーを浴びて、樹が用意した下着を身につける。
布の面積が小さ過ぎて、乳房やお尻がはみ出てしまう。
「ねぇ、これ恥ずかしいよ…」
「花奏、とっても可愛いよ。」
樹が、唇から首筋そして胸元に優しく口づける。
そして、目隠しをされ、樹に手を引かれてベッドに横になる。
「花奏…俺だと思って、気持ち良くなっていいから。」
扉が開く音がする。
ゆっくりと誰かが近づいてくる。
誰かの重みでベッドが軋む。
私の心臓はドクドクと早まり、一斉に身体が硬くなる。
そんな私を樹は、どんな風に見ているの?
泣き出したい、逃げ出したい気持ちになる。
約束の土曜日が来た。
ホテルで、シャワーを浴びて、樹が用意した下着を身につける。
布の面積が小さ過ぎて、乳房やお尻がはみ出てしまう。
「ねぇ、これ恥ずかしいよ…」
「花奏、とっても可愛いよ。」
樹が、唇から首筋そして胸元に優しく口づける。
そして、目隠しをされ、樹に手を引かれてベッドに横になる。
「花奏…俺だと思って、気持ち良くなっていいから。」
扉が開く音がする。
ゆっくりと誰かが近づいてくる。
誰かの重みでベッドが軋む。
私の心臓はドクドクと早まり、一斉に身体が硬くなる。
そんな私を樹は、どんな風に見ているの?
泣き出したい、逃げ出したい気持ちになる。

