この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第23章 婚姻届

「まったく、風子が行くのは修学旅行じゃないだろ。何が起きても自己責任なんだからもっと警戒しなよ」
「そうですね。すみません……」
目を隠しているおかげで動揺しているのがばれないで助かった。
体が狙われる可能性よりも、この出張期間を利用して課長と結婚の話をしないといけないことの方が不安だ。
「襲われた時に抵抗する練習をしよう」
「いいですよ。受けて立ちます」
先程露わにされていたブラジャーの上から胸に触れられてから、柔らかさを確かめるようにふにっと揉まれる。
焦らしてくる時と力加減は変わらないけど見えないせいでいつもの愛撫とは違う感じがした。
お腹に指を滑らせられる感じがするとくすぐったさを超えてゾクゾクしてくる。
「ねえ、目を隠してるついでに俺じゃなくて他の男にされてると思って」

