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愛おしいキミに極甘な林檎を
第23章 婚姻届

黙っているとソラ先輩はソファに掛けておいたネクタイを手にして私の目元に当てた。
しかも後頭部で縛って視界を塞いでくる。


真っ暗で何も見えない。


次に何をされるのか心待ちにしていると、太股に手を当てられてからスカートをゆっくりと捲り上げられていく感じがした。

この様子だと既にパンツは見られていると思う。



「もし、出張先で男に目をつけられてこういう事をされたらどうする?」

「えっと……、やめてって言います」


「口で言うだけじゃダメだよ。俺みたいに余計したくなる男もいるんだから。
それか郁哉さんと二人っきりで泊まることになったりしてね」


「異性ですし、そんなことにはならないですってば。修学旅行でも男女別なんですよ」

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