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愛おしいキミに極甘な林檎を
第21章 アナタを愛シテ逆らえない

「分かりました。お言葉に甘えます」
勝手に承諾してる!?
「ありがとうございます。花城さんにも声を掛けたいのですが、どこにいるのか分からなくて……」
「俺から連絡しておきますよ」
「何から何まですみません。では、午後六時半にロビーで待ち合わせで」
ドアが閉まってからソラ先輩が戻って来て私の隣に座った。
「……っということらしいんだけど、話を聞いてた?」
「ううぅ……。また二人っきりの時間がぁ……」
「二人っきりで過ごすのも楽しいけどさ、風子と仲がいい瀬戸内さんと郁哉さんが一緒にいても楽しいよね?」

