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第65章 番外編:Totus tuus

極力声を抑えたいけれどベッドの上に両手をついているから口を塞ぐことができない。


「んっ、あっ、あっ、いやぁ…、あんっ……、ああっ……」


腰を打ちつけられた時にぷるんと揺れる胸もたまに揉んでくるソラ先輩。


何度繋がってもいいと思えるモノが私の体を熱く支配して秘部が麻痺しているかのように感覚が分からない。

思考も酔いが醒めたのか、醒めていないのか分からないほどふわふわする。



「もっ……、はぁっ……、んぅう……、脚が…もちません……」


何度か突かれると脚に力が入らなくなってきて、突かれていないタイミングを見計らって私はベッドにうつ伏せでポフンッと倒れこんだ。


「……よく聞こえないな」

「ふえっ……？」


少し起き上がって振り向いてみる努力をするものの、快楽を浴びた体が重くて顔を見ることはできなかった。

でも大体どんな表情をしているか分かっている。ソラ先輩もこれくらいで満足していない。