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第65章 番外編:Totus tuus

早く繋がりたくてすぐそこにある肉棒を欲しがるように腰を動かしてしまう。


ソラ先輩だって理人さんが来た時にはもう私を抱きたがっていたはずなのに……。


「どれくらい欲しいのかな？もっと教えてよ」


今すぐ押し入れてきてもおかしくないところまで当ててきたけど、それでもソラ先輩はまだくれない。


逆に好きなタイミングに叶わなくて困っている私を見て愉しんでいるようにも思えた。


特別に見せてくれる表情は薄暗い中でも変わらない。それでもこういうところも好きだ。

お預けを食らうのも気持ちいいとさえ感じる……。



「このくらい欲しいんです……」


蜜で溢れている場所に入るように腰を浮かしてみるけれど上手く入らない。


あともう少しで……っというところには近づいているのに。



「腰を動かして俺を欲しがるなんてエッチだね。すぐにあげないといつもこうだ」


「もう……、私だって性欲がありますよ」