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愛おしいキミに極甘な林檎を
第48章 大切なキミの笑顔

「んっ……、あっ、あぁっ……、も…、やだ……、新くん…やめて……」
「苦痛で歪むその顔、すごくいいです」
クリトリスにバイブを当てられると強い快感に体中が支配されて絶頂の波に呑まれてしまう。
望んでもいない快感でビクビクと震えて感じるのが悲しくて、悔しくて涙が流れた。
頭に大好きな人が浮かんでくると更に瞳に涙が滲んでくる。
「いやらしい女ですね。……一回ヤッて捨てるのが惜しいです」
「うっ……、ひぐっ…、うぅっ……」
「そう言えばお姉さんは婚約しているんでしたね。大空さんが他の社員に幸せそうに話してましたよ。婚約したので来年結婚するんだって」
火照っている体を通っている血が冷たく感じた。
涙と大きく開かない瞼で視界も狭い。
今すぐに逃げ出そうと重たい体を起こそうとすると、またしても妨害されて動けなくなる。
「ここでボクがキスして襲ったらその婚約はどうなるんでしょうね……?」
「えっ……、やめてっ…、どっちもしないで……、お願い、いやぁああ――――」

