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愛おしいキミに極甘な林檎を
第45章 親と過去



自ずと那砂さんと颯太から視線が注がれる。


尊敬しているからこうしているのに周りから見たらそんなにおかしいんだろうか……。


世の中には色んなカップルがいるから変でないと思うけど。



もしかしてソラ先輩は不満だったりするのかな……?


確かめるように隣に座っているソラ先輩を見てみると少し眉を下げて笑っていた。


どう思っているのかなんとなく分かった……。


この場を収めるため、お冷をごくんと飲んでから二人に向かって返事をする。



「私とソラ先輩のことですので二人は口を出さないでください」


「つれないわね~。理人くんみたい。あ、さっきイイ物を手に入れたからそれで彼氏くんとプレイを楽しんでね」


「いい物……?」


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