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またいつか貴方と
第7章 守ってくれる
「聡くんまた怒って怖い顔で詰め寄った?
先生どもってんじゃん。」
聡くんは笑いながら脅してないよ。
ただ、もう生徒じゃないことだけは
理解しといてよ。って言っただけ。
って...
だからそれがダメなんじゃん!!!
「そんな事言っちゃダメじゃん。
でも、毎日お迎えありがとう!」
晴れている日はバイクで
雨の日はわざわざ電車で来て一緒に電車で帰る。
できた彼氏なの!
優しいし気が利くし。
そんな中、今日は聡くんの表情がかたい。
怒っているわけじゃないけど
何か緊張しているような顔をしている。
「聡くんどうかした?」
気になったから聞いてみた。
すると聡くんから想像していない言葉が
帰ってきたのだった。
「沙綾は俺がいきなり居なくなったらどうする?」
求められても答えなんて出ない。
そんな質問がされたのだった。

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