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またいつか貴方と
第20章 ダブルデート
『『ご馳走様でした。』』
亜里沙と直人くんを送り別れ際に2人に言われた。
「いやいや、俺は何にもしてないよ。
楽しかったしまたみんなで行こうな。」
してないわけない。
車も出してくれたし
カフェ代もボーリング代も
お寿司代も出してくれて
私なんておまけに絵まで買ってもらっている。
二人を降ろした後聡くんは
少し寄り道していい?と聞いてきた。
こんな時間だしどこ行くのだろう。と
不安に思いながらも聡くんに着いていくしかない。
車を30分ほど走らせたところで
降りて。と言われ車を降りる。
目の前には大きなガレージがあり
隣は店舗になっているみたい。
すると店舗から出てきた人に驚きを隠せない。
「み、道隆さん...」
私が発するといらっしゃいと言ってきた。
聡くんは私の腰に手を回し威嚇するように
店内に入っていく。
「こんばんは。バイクのあれ入りました?」
道隆さんと話しているのな
腰に回った手は離してくれない。

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