この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
またいつか貴方と
第15章 癒しの海
「すげぇ山盛りだな。
無理だったら俺食うから残しなよ。」
うん。これはお願いしなきゃいけないと思う。
だってホントにコントみたいに山盛りなんだもん。
半分ちょっとは頑張ったけど
無理だったから聡くんにお願いした。
あっという間にペロリと食べてしまった。
やっぱり男の人はすごいなって思う瞬間だった。
そして学校について職員室へ行くと
隣の会議室に通された。
まだあの人は来ていなかった。
そして約束の時間になっても来ない。
聡くんはイライラしながら
「おい。連絡したのか?
5分だけ待ってやる。
それで来なかったら警察に行く。」
聡くんのイライラを抑えてあげたい。
だから手を握ってiPhoneを開いた。
【怒っちゃダメ。
早く帰って仲良ししよ?】
蛇みたいに鋭い目がその瞬間
優しい目に変わった。
うん。よしよしと心の中で思った。
すると会議室のドアがノックされた。
「山本さん来ました。」

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


