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またいつか貴方と
第11章 お誕生日おめでとう
いやいや、そっちの方がびっくりなんだけど。
お泊まりOKってことは聡くんが
お母さんに言ったんだろうとは想像してたけど
これから週末はずっとって…
でも予定がある時はそっちを優先したらいい。
友達とも遊びに行かないとな。って。
そういう所もちゃんと考えてくれている。
私も聡くんも予定がない時はって話。
「これ開けていい?」
うん。と答えると聡くんは
放送を綺麗に開けていく。
ネクタイを開けて、おっ。これカッコイイな。
って喜んでくれた。
そして小さな箱はネクタイピン。
「うわっーーーー。これカッコイイ。
ネクタイピン?」
聡くんは目をキラキラさせて喜んでくれた。
「そうだよ。使えそう?」
私の質問に聡くんは使うに決まってんじゃん。
週明け会社で自慢する。と子供みたいな顔で
喜んでくれたからよかった。
「こんなもんもらって俺は沙綾に
何したらいいの?」
「何にもいらないよ。
今度の私の誕生日に楽しみにしてるね」

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