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またいつか貴方と
第9章 再会
ガバッと起きて周りを見渡すと
ベッドで隣で聡くんが寝ている。
外は真っ暗だしどうしよう!
「聡くん大変!!帰らなきゃ!」
「うーん...」
「聡くーん!!!!」
バシバシと叩いて起こしたら
はーーーー。よく寝たな。と呑気な事を言ってる。
「帰らなきゃ!」
「明日土曜日だし?泊まってけよ」
「お母さんに言わなきゃ」
「じゃ、1回帰るか?」
聡くんはチュッと頬にキスをしてくれた。
それから着替えて二人で家まで行き
聡くんはお母さんに泊まることの承諾を得て
また再び聡くんの家に戻った。
これからはまた二人で一緒に居られる。
それだけで幸せだった。
一度私の前から居なくなった。
その時の辛さは計り知れない。
だが、この先この別れが比べ物にならないくらいの
別れが訪れる。
私達は知らない。
それは突然だったから。
周りを巻き込み貴方はどう思ったの?

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