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島人物語
第13章 余命宣告
結城said
一樹と美佳・・・。
ちゃんと話したかな・・・。
私は一人でバルコニーで海を眺めながらそんなことを考えていた。
「結城・・・(笑)明日早いんだろ???寝なくていいのか?」
涼がバルコニーに出て来て言った。
・・・・・・。
「涼・・・・美佳・・・・・死んじゃうの?」
死んじゃう・・・って・・・。
事だよね・・・。
涼は私の隣に腰掛けて・・・・。
「明日・・・大和が来る・・・(笑)アイツに聞いてみよう・・・。」
・・・・・。
「ね・・大和君って凄いお医者さん???」
なんて・・・。
診療所の先生だもんね・・・。
普通の先生だよね(笑)
涼は笑って・・・・。
「俺も医学の事は全く知らねーし・・・でも知ってる奴に聞くのが一番だろ???(笑)」
なんかね、
全く実感わかないの。
もしかして変な冗談じゃないかって・・・・。
夢なんじゃないかって・・・・。
美佳は・・・。
もう助からないのかな・・・。

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